何度も同じ手に騙される

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自己啓発系の広告に弱いです。劇的に何かが変わることはないとわかっていても、ついつい期待してしまいます。なんでだろう?と思い、広告の内容を冷静に考えてみました。

車内広告

先日、電車に乗っていたとき、ふとこんな広告が目に留まりました。

DaiGoさんの本の広告です。

おっと思わず興味をそそる内容です。

実は、この手の広告に弱い

40歳も過ぎたので、だんだん心を動かされなくなってきましたが、この手の広告に弱いです。

買うところまではしなかったものの、「睡眠学習器」の広告。

「眠っている間にライバルに差をつけろ!」というキャッチフレーズに心惹かれ、かなり悩みました…

平成生まれの人は知らないと思いますが、昭和の時代、中学生や高校生向けの雑誌によく広告が載っていました。睡眠学習器という名前ですが、要はタイマー付きのカセットデッキで、覚えたい内容をカセットに吹き込んで寝ている間に聞くというものです。

英会話の教材・ダイエット食品などにも弱いです…

効果はあるといえばあるし、無いといえばない。

確実に言えることは、それだけで劇的に人生が変わるようなことはありませんでした。

共通点

この手の広告には共通点があります。

まず、テーマです。

誰もが「こうだったらいいのになあ」と思うことで、なおかつ、決定的な解決策のないものです。

先の広告の勉強法とか、ダイエットとか、お金持ちになる方法とか、夢をかなえる方法とか、若くいる秘訣とかですね。

そして、今までの方法を否定することです。ここで、あれっ?と思い、感情が動きます(少なくとも私は)。

先の広告では、勉強法を7つ挙げてそれを否定しています。でも、この勉強法を試したことがない人はいないのでしょうか?

「えっ、つこの勉強法のどこがいけないの?」って思ってしまいました。

  1. ハイライトまたはアンダーライン
  2. 語呂合わせ
  3. テキストの要約
  4. テキストの再読
  5. 集中学習
  6. 自分のスタイルに合わせる
  7. 忘れる前に復習する

(注意)実際にはDaigoさんの本を読んだわけではないので、画期的な方法が書かれているのかもしれません。本は読んでいないので、本の内容を批判しているわけではありません。

最後は、誰でもできるようになります!と言い切ることです。

誰でもできますという言葉は魔法の言葉です。安心感があります~

よくよく考えてみると人間の能力にはそれほど差があるわけではないので、たいていの事はそれなりにできるようにはなるんですけどね。

まとめ

自己啓発系の内容が悪いわけではありません。おっしゃる通りの事が多いです。

でも、読んで方法だけがわかってもしかたがありません。

結局は、自分で行動しないといけません。それも漫然としているのではなく、自分の頭で考えて行動して、結果をみて悪いところがあれば改善する。それを繰り返していくしかないんでしょうね。

40歳を過ぎてそんな当たり前のことに気が付きつつあります。

わかってはいるのですが、「ラクして」とか「簡単に!」とか「誰でもできます!」というフレーズには弱いです~

編集後記

午前中バレエにいった後、新規のお客様と打ち合わせでした。新しい出会いは、ドキドキします。