「本みりん」が軽減税率の対象とならないのは、納得がいかないから、試しに「本みりん」を飲んでみた

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「本みりん」は酒税法の酒類に該当しますので、酒税もかかりますし、消費税の軽減税率の対象にもなりません。

私は、本みりん派です

料理をされる方はご存知だと思いますが、みりんには種類があります。

「本みりん」「みりん風調味料」「みりんタイプ調味料」の3種類です。ラベルをよーくみるとそれぞれ記載があります。

「本みりん」は、アルコール分が含まれています。酒税法の酒類に該当するため酒税がかかります。

「みりん風味調味料」は、アルコール分が含まれていません。酒類ではないため酒税もかかりません。

「みりんタイプ調味料」は、アルコール分は含まれていますが、塩分を加えて飲めなくしているため、酒類に該当せず酒税がかかりません。

ちなみに、酒類とはアルコール分が1%以上の飲み物のことをいいます。

「本みりん」のアルコール度数はどのくらいなのかなあと思ってラベルとみてみると、12.5度以上13.5度未満と記載されていました。思っていたよりもアルコール度数が高いのですね。

私は「本みりん」派です。風味と香りが全然違います。

軽減税率対象なるのか?

ここでふっと思ったのが、「本みりん」は酒類だから消費税の軽減税率の対象にならない?

ということです。

国税庁が発表している「消費税の軽減税率制度に関するQ&A」に、答えがありました。

国税庁「消費税の軽減税率に関するQ&A」より

酒税法の酒類に該当すれば、消費税率は10%、該当しなければ軽減税率ということですね。

やはり「本みりん」は、軽減税率の対象外ですね。

試しに飲んでみた

でも、いくらアルコール度数が高いからといっても調味料にしか使わないのに、消費税率が10%なんてヒドイです。例外にしてくれてもいいのに。

庶民は、お料理の隠し味に使う「本みりん」すら買えないのか?(大げさ)

こうなれば、「やけ酒」ならぬ「やけみりん」だ!

というわけで、家にあった「本みりん」を飲んでみました。

美味しい♡

麹の風味が絶妙です。

そのままではちょっと濃すぎますが、氷で割って薄めれば立派な食前酒になりそうです。

やっぱりお酒ですね。納得しました。

編集後記

今日は、事務所で作業をした後、歯医者さんへ。