なぜ自動大根おろし器は普及しない?
こんなに技術が進歩したのに、つらい大根おろしが自動化されないのはおかしい!と思って考えてみたら、それなりの理由がありました。
大根おろしのつらさはずっと変わらない
先日、松坂牛をいただきました。刺しが入ってとっても美味しそう♡
早速、しゃぶしゃぶにしていただくことにしました。和牛のしゃぶしゃぶといえば欠かせないのが、大根おろし~
大根おろしをはじめて、ハタと気がつきました。
そうえいば、大根をおろすのってしんどいのに全く楽にならない。
洗濯も食器洗いも、全自動洗濯機や食洗器が登場して随分楽になった。(それでも面倒だけど…)
料理の支度のなかでも、トップを争うくらいつらい作業なのに、抜本的な解決策がないのは、おかしくないろううか?
自動大根おろし器はある
Amazonで検索すると、4,000円くらいで売っています。
紹介動画なんかを見ても、普通で手でおろしたものを遜色ないようです。
でも、買うほどのことはないかなあ~と思ってしまいました。
理由は
- それほど頻繁に大根おろしを食べるわけではない
- 食べるとしても、一度に大量に作るわけではない
- 大根おろし専用の機会を置くほどのスペースが台所にない
- 大根おろし器を洗うのが面倒
それより気になるのは、こっちです。
大矢製作所の銅のおろし金です。
https://www.shokunin.com/jp/oya/
人間の手作業によりひと目ずつ刃を起こすので、刃の並びが不規則になります。そのため大根やしょうがの新しい面が次々と刃にかかり、スムーズにおろすことができます。硬質銅板を押し締めたものに刃を起こして作るため、刃先がとても鋭利です。切れ味鋭い刃でおろすため、繊維と水分を分離させません。色も鮮やか、風味も生き、舌触りも絶妙です。 (大矢製作所 HPより)
4人家族用で、8,865円!面倒だし、値段も高いです( ̄▽ ̄)
でも、極上の大根おろしが作れそうだし、デザインも素敵です。ちょっと欲しいかも♡
もともと面倒だと思って調べ始めたのにスゴイ矛盾…
結局、好きか嫌いか
私の場合は、「つらい大根おろしが楽になります!」というキャッチフレーズよりも「職人さんが一つ一つ作りました。銅は、素材の味を損ねません」の方に軍配があがりました。
もちろん、そうでない方もいらっしゃると思います。
結局、どこにお金と時間を使うかは、好きか嫌いかで決まるということなのでしょうね。
お金と時間の使い方は失敗はしたくないものですが、失敗しないと学ばないのも事実。失敗しながらでも、自分の好きなものを見つけていければと思います。
編集後記
昨日はクリスマスイヴでしたね。家族でチキンを焼いて、ケーキを食べました。昔は行事ごとが苦手だったのですが、最近は、季節感があっていいなあとと思います。
4歳の次男が、「うちは煙突ないけど、大丈夫?」と聞いていました。