周り道も悪いことばかりじゃない!

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祖母の妹

80歳をこえているけれど、とても元気でしっかりとしている祖母の妹。

事務所を手伝ってもらっています。私が外出していることが多いので、あまり一緒にいることはないのですが、一緒になるといろんな話をしてくれます。学童疎開の話、ご主人のはなしなどなど。

この間、「若いときは、ほんまよく歩いたわ。どこかに行くときに、なぜか、いつも道に迷ってしまって。でもそのおかげでいろんな場所を散歩ができて、ほんまに楽しかったわ~」ってニコニコして話をしてくれました。

道に迷う=悪い出来事じゃない

私も道に迷うことが多いです(;^_^A

正直、迷うのは嫌いです。目的地にまっすぐに到着したいです。道に迷うと、約束の時間に間に合わなかったり、不安な気持ちで歩きまわらないといけないじゃないですか。道に迷う=悪い出来事だと思っていました。

でも、祖母の妹の話を聞いて、悪い出来事じゃないんだなあと気がつかされました。確かに、道に迷ってうろうろしていると、こんなところにこんな場所があったんだ~って気がつく事がありますものね。

人生はまっすぐな道ではない

人生も同じかもしれません。自分の目的とする場所にまっすぐにたどり着ければいいですが、うまくいかなくて迷ってしまう事の方が多いですよね。私もたくさん回り道をしてきました。

税理士として独立するんだったら、あんなに一生懸命バレエをする必要もなかったし、大学で心理学なんて勉強する必要もなかったです。もっといえば、監査の経験も必要なかったかもしれません。でも、バレエをやっていたおかげで、姿勢がいいといわれることも多いですし、大学では素敵で刺激的な友人に出会うことができました。監査は大変でしたけれど、監査で学んだ事は、確実に今の私に活きています。

何かを目指していてうまくいかなかったとき、落ち込みます。一生懸命頑張ってきたのだから、当然の事です。でもそんなときに、自分はだめなんだと腐らないでください。ちなみに私は、「どうせ私なんて」って思ってしまうタイプです。でもそれは、人生のほんの通過点に過ぎません。その経験が別の形で再び登場する日がきます。だから腐らずに、その悔しさを力に変えることができればいいですね。

 編集後記

 週末は、母に子供を預けて、忘年会に行ってきました。子供が生まれてから夜に食事に行くことはあまりなかったので、楽しかったです。