超初心者のための年末調整講座

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年末調整とは、「日本中のサラリーマンの税金を計算する一大イベント!」です。

いまさら、人に聞くのが恥ずかしいという方へ。

源泉徴収制度って何?

11月、12月になると「年末調整」という耳にする機会が増えると思います。

お勤めされている方は会社で、事業をされている方は顧問税理士から。

なんとなくは知っているけれど、実はよくわかっていないという方向けへの「年末調整」の解説です。

年末調整を理解するためには、国がどうやって税金を集めているかを知らなければいけません。

日本では、国へ納める税金は「申告納税制度」(しんこくのうぜいせいど)が前提となっています。

「自分の税金は、自分で計算して納めてくださいね~」という制度です。

2月から3月になるとよく聞く「確定申告」というやつです。

でも、大半の方は確定申告書なんて出されたことがないのでしょうか?

それは、個人にかかる税金(税金の世界では、所得税といいます)は、申告納税制度によらないものもあるからです。「源泉徴収制度」という仕組みです。

漢字ばかりで難しいですね。

「げんせんちょうしゅうせいど」と読みます。

「お金を受け取るとき、あらかじめ国へ納める税金分を差し引いておきましょう」という制度です。

この代表格がお給料です。

初任給をもらった時、額面からイロイロ引かれるんやなあって思われた方、多いのではないでしょうか?私もそう思いました…

「所得税」もそのイロイロです。差し引く所得税のことを「源泉所得税」と言います。

源泉所得税の金額はどうやって決めるの?

お給料がいくらの場合は、いくら引いてねという表があります。

それがこちらです。

この表のことを「源泉徴収税額表」と言います。

こんなに細かく決まっているんだったら、正確な税金の金額じゃないの?って思われると思います。

ところが、これは大体の数値(概算)なのです。

概算の理由その1

所得税の計算は、ご家庭の事情が考慮されます。

家庭の事情はさまざまなので給料計算の時に、いちいち計算するのは面倒くさい。

概算の理由その2

源泉所得税の金額は、少し多めに決められている。

これは、国が税金の取り損なわないためと、会社に年末調整を促すためだと言われています。

年末調整をしない

多く税金を払うことになる

ちゃんと還して欲しい

年末調整をすると還してもらえる

という構図ですね。

 

年末調整とは?

源泉所得税が概算のため、それぞれの税金を正しく計算する必要がでてきます。

この手続きが、「年末調整」です。

源泉徴収されていれば、なんでもかんでも年末調整してくるかといえばそうではありません。

年末調整は、お給料をもらっている人=サラリーマンが対象です。

なので、源泉徴収されているフリーランスの方は対象になりません。

 

サラリーマンは、源泉徴収+年末調整で税金の計算が完了する仕組みとなっています。

大半の方が確定申告書を提出したことがない理由はここにあります。

そう、

「年末調整は、日本中のサラリーマンの税金を計算する一大イベント!」なのです。

(ただし、サラリーマンであっても年末調整の対象とならない方もいらっしゃいます。)

 

最近は、副業をされる方も増えてきています。

そういう方は、年末調整だけでは税金の計算は完了しませんので、確定申告をお忘れなく!

 

編集後記

昨日は、研修の後、お友達とランチ。

ブログを通じて同業者のお友達と再会!久しぶりに会ったけれど、楽しかった~