どんな立場であっても、お金のことを知っておく必要がある
お金に関する知識があるのとないのでは、やはり資産形成に差がでてきます。なのに、学校ではほとんどお金の事を教えてくれません。社会に出ても、サラリーマンでいる限りは、無関心でもなんとかやっていけました。今、日本は、少子高齢化を迎えて社会の仕組みが大きく変わろうとしています。貯蓄だけでは資産は形成できなくなりましたし、年金も十分といえません。どんな立場の人であっても、税金・社会保険の仕組みをはじめとしたお金の知識を身につける必要があると思います。
私がお金のことを真剣に考えようと思ったきっかけ
税理士・公認会計士と職業をしていますが、実は自分のお金のことには無頓着でした。サラリーマン時代には、自分の給与明細すらきちんとみたことがないかもしれません…
ヤバイかも?と思ったのは、子供が生まれてからです。
子供を産んだのが遅かったので、長男が生まれたのが30代後半です。
しかも夫は、私より12歳年上です。
ということは、長男が大学生になったとき、夫は60歳半ばです。一番学費がかかる時期に夫の稼ぎはあてにならない!想定外でした。
私の不安
いろいろ勉強し、考えた結果、一番不安に思っていたのは3つでした。
- 老後、安心できるだけの年金はない
- 長生きリスク
- 真面目に貯蓄するだけでは、老後充分な蓄えを作ることができない
私の場合、老後の生活が不安なようですね・・・
日本人共通の不安
でも、これは私だけではないと思います。みなさん、多かれ少なかれ老後が心配なのではないでしょうか?
原因は、
- 少子高齢化
- 人口減少
- 低成長
嫌な事実ですが、真面目にコツコツ働いて、貯金するだけでは、老後の生活は立ち行かなくなってしまうでしょう(真面目に働くのはとっても大切なことですし、それを否定するつもりはありません!)。
今、お金のことを勉強しないといけない理由
その理由は、少子高齢化です。
まず、高齢化です。
2017年の平均寿命は、女性が87歳、男性が80歳です。60歳で引退すれば、老後が20年以上あります。20年は長いです。今後、平均寿命はもっと伸びていくでしょう。下手をすれば働いていた期間よりも老後の期間の方が長くなります。働いていた時間の方が短いのに生活が成り立つはずがありません。
⇒細く長くでもいいから、なにかしらの収入があると安心
次に少子です。
子供が少なくなれば人口は減少します。人口が減少すれば、経済の大きな成長は望めません。日本国内でいえば、低金利が続きます。高度経済成長期のように利率が7%もあれば、10年預金しておくだけで元本は倍になります。ところが、2018年の利率は、0.01%というオドロキの数字です。しかも、時間外にATMから引出しをすれば手数料がとられます。銀行に預けておくだけでは十分ではありません。
⇒自分で考えて何かしらの資産形成をする必要があります。大事なのは、自分で考えるというところです。大手の銀行や証券会社が勧めるから安心という思い込みは捨ててください。大手でもとんでもない商品を勧めてくることもあります。また、絶対もうかるという類の話は、100%詐欺だと思っても間違いありません。
お金のことを考えてみてわかったこと
「健康な身体と心」と「学び続ける」
この2つが大切だという結論になりました。
お金が貯まるうまい方法じゃなくて、そんな結論なん?って感じでごめんなさい。
多少、蓄えが少なくても健康であれば働き続けることができます。
また、学び続けなければ、人の役に立つことはできません。人の役に立つことができなければ、働き続けることもできません。
でも、知らないことを知るのはワクワクしますし、ずっと元気でいられる気もします。
編集後記
今日は、バレエに行ったあと、資料の整理。
編集後記