40半ば、遅すぎる人生計画を立ててみたら、意外と心に刺さりました。

Pocket

人生に計画なんていらない!何とかなるさ!と思っている方にこそ、人生の設計はお勧めです。

無計画な人生

私は、今まで無計画に人生を生きてきました。

「何歳までに、アレができるようになって、何歳までにこうなりたい!」

例えば、30歳までにアメリカの大学に留学して、35歳までにMBAを取得して、」

みたいな目標はなく、その時々に興味があることをやってきました。

もちろん、1日とか半年といった短い期間での計画をなんとなく意識して行動することはあります。

でも、「10年後には何をしたい」という明確な目標は立てたことがありませんでした。

良くいえば、規程路線にとらわれない生き方ですが、

悪くいえば、行き当たりばったりに生きていたということになります。

無計画でも大丈夫!でも…

つい先日までは、「人生計画なんかなくても、今まで何とかなってきたんだから、計画なんて立てなくても大丈夫♪」と思っていました。

いやむしろ、決まったゴールを設定するなんてナンセンスだとすら思っていました。

だって、型ぐるしいじゃないですか。

でも、「1日30分続けなさい」という本を読み、なかば思いつきに近い感覚で自分の長期計画を立てました。

https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C1%E6%97%A530%E5%88%86%E3%80%8D%E3%82%92%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-%E4%BA%BA%E7%94%9F%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%AE%E5%8B%89%E5%BC%B7%E6%B3%9555-%E5%8F%A4%E5%B8%82-%E5%B9%B8%E9%9B%84/dp/4838717776/ref=asc_df_4838717776/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=295641556548&hvpos=1o1&hvnetw=g&hvrand=540372122625754958&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009567&hvtargid=pla-523593754446&psc=1

ちなみにこの本は、計画の立て方ではなく、勉強の仕方のハウツー本です。

この本の、

「何歳までにどうする!という具体的な目標がないと、若い頃は、~がしたかったんだけど で終わってしまう」

という一文がきっかけです。

 

なぜ、無計画だったのか

計画の効果に入るまえに、なぜ無計画で人生を過ごしてきたのか?という点です。

①挫折感がいや

②意味がわからない

③苦手

挫折感が嫌

私の場合、大体は計画通りにすすまなくて、

「やっぱりできひんかった…」とモヤっとした気持ちになってしまうことが多かったです。

嫌な気持ちになりたくないから、計画なんて立てるのはやめておこうと思っていました。

意味がわからない

正直、何のために計画を立てるのかがよくわかっていませんでした。

①とも関連することですが、

「どうせ達成できひんのに、目標だけを掲げても意味ないやん」って思っていました。

苦手

そもそも、計画を立てるという行為が苦手でした。

面倒だからです。

先日のブログにも書きましたが、私は、「自分がこの作業をするのにどのくらいの時間がかかるのか?」を全く把握できていません。

だから、計画を立てる作業自体が億劫です。

 

苦手な計画を嫌々立ててみるものも、

達成できないことの方が多く、

挫折感を味わう

要するに、嫌な気持ちになっていたわけです。

どんな計画を立てたのか?

今後、15年の人生の計画を立てました。

わかりやすいように、表にします。

5つのステップで作成完了です。

ステップ1:縦軸には、自分と家族の名前を書く

ステップ2:横軸に、西暦を入れる。このブログ執筆時点だと2019年から始めます。

ステップ3:自分と家族の年齢を記入する。私は、2019年に、45歳なので、2020年には46歳、2021年には47歳とどんどん書いていきます。

ステップ3:縦軸に、家族のイベントという項目を付け加え、家族のイベントを書き足す。

家族のイベントとは、学校への入学年度などです。例えば、2025年には、長男が中学に入学をするといったことです。

ステップ5:縦軸にもう一つ、自分の目標という項目を加え、こうなりたい!と思うことを記入します。

目標は、具体的に書くことがコツです。幸せになりたい、とか、お金持ちになりたいとかいう抽象的な目標はダメです。

例えば、お金持ちになりたいのであれば、2029年までに、1億円貯める!といった具体的な数字が必要です。

 

何をスゴイと思ったのか?

「西暦何年には、自分は何歳になる」ということが、はっきりとわかるからです。

表を作った最初の感想は、

「労働人口が急激に減ると言われている2030年に、自分は50歳半ばなのか・・・」

「次男が二十歳になる年に、自分は60歳なのか・・・・」

なかなか衝撃でした。

歳を取るということは、わかっているつもりでいたけれど、数字でみるとずっしりときます。

自分が西暦何年に何歳になるといのは、わかっているようでわかっていないのだなあと実感しました。

仕事が忙しかったり、子育てで日々の生活に追われていると、ちょっと先のことを考えてみるという時間はないですものね。

考えたこと

「年齢がわかるからどうやねん?」

「何かを始めるのに、年齢なんか関係ないわ!」

と思っておられる方。

正直、私もそのように思っていました。

今でも、「何かを始めるのに年齢なんか関係ない!」と思っています。

でも、生き物である以上、いつかは死ぬ日がやってきます。

今のタイミングで、自分が人生の中でどのあたりの位置にいるかを確認できたことは意義がありました。

自分がどうなりたいのか?、何をしたいのか?

そのために、どのような働き方をするのか?

その時の家族は、いくつになっているのか?

まとめ

自分が何をしたいのか?どうなりたいのか?を見つけるのは、簡単なことではありません。

計画を立てるのが難しい原因の一つに、「何をしたいのかがわからない」というのがあります。

私もそうです。

そんな方でも、まずは、表に自分や家族の年齢と西暦を並べて書き出すことから始めてはいかがでしょうか?

西暦何年に自分が何歳になっているのか?

自分が人生の中でどのくらいの位置にいるのか?

客観的に確認することができます。

私は、自分の年齢を客観的につかむことで、毎日を大事に生きようという気持ちになれました。

編集後記

今日は、次男の保育園の参観へ行ってきました。家では、我が強い次男ですが、保育園ではお友達に気を使っていてびっくりしました。小さいながら、表の顔と裏の顔があるんですね。人間って面白い。