投資信託の研究 ①運用方針を把握する
昨日、購入した投資信託の運用方針を確認しました。投資信託といえば初心者向けの投資というイメージが強いですが、初心者向きだから勉強しなくていいではないということに気がつきました。
注)公認会計士・税理士とうい職業ですが、投資に関しては初心者です。投資を薦めるものではありません。
投資信託を購入しました
昨日、でたらめに10本の投資信託を購入しました(あかんやん)。
せっかくの機会なので、勉強しながら投資を続けてみようと思います。
私が購入した銘柄はこんな感じです。
100円ずつしか購入していないところにセコさを感じますが(;^_^A
今日は、昨日購入したなかから1本選んで、内容を確認しようと思います。
選んだのは、一番上にある「Smart-i 国内債券インデックス」です。
投資方針
具体的な内容の確認に入る前に、私の投資方針です。
希望:「長期的な資産形成をしたい」
もう少し具体的な方が、わかりやすいですね。
長期をどのくらいの期間と考えるのか?
今、私が40代ですので、20年~30年くらいを考えています。
次に、「どくらいの収益率を求めるか?」ですね。
20~30年をかけて倍になってくれると嬉しいです。
72を収益率で割ると、2倍になるのにかかる年数がわかります。
72÷収益率=2倍になるのにかかる年数
預金の利率が1%ならば
72÷1=72 ⇒2倍になるのに、72年かかる。
利率が5%ならば
72÷5=14.4 ⇒2倍になるのに、約14年かかる。
これと逆のことをすれば、必要な収益率がわかります。
72÷20年=3.6%
このくらいならば、大丈夫そうな気がします。
私の投資方針は、
「20年から30年かけて、年平均3.6%の収益率を実現してくれるもの」
(昨日、決めておけばよかったですね)
Smart-i 国内債券インデックス
さて、Smart-i 国内債券インデックスの内容をみていきたいと思います。
楽天証券の商品ページはこんな感じです。
まず、運用方針が気になりますので、該当箇所を探します。
ページを下に送っていくと、ありました。
赤で囲った部分です。
主として、「RAM国内債券マザーファンド」への投資を通じ、NOMURA-BPI総合に採用されている国内の債券に投資し、NOMURA-BPI総合の動きに連動する投資成果を目指す。指数への連動性を高めるため、国内債券を対象とした債券先物取引を活用することがある。
Smart-I 国内債券運用方針(楽天証券HPより)
???
「RAM国内債券マザーファンド?」
「NOMURA-BPI総合?」
あかん、何のことかさぱりわからん・・・
宇宙語みたいです。
マザーファンドとは
まずは、マザーファンドとはなんぞや?ということで調べます。
SMBC日興証券の説明がわかりやすかったです。
マザーファンドとは、複数のベビーファンドと呼ばれる投資信託から資金を預かり、それをまとめて運用する投資信託のことです。親ファンドとも呼ばれます。ベビーファンドの資金をまとめて運用することで、ベビーファンドが個別にいろいろ運用するよりも運用規模を大きくしたり効率化を図ったりすることができます。
このようにマザーファンドとベビーファンドを分けて運用する方式のことをファミリーファンド方式といいます。ワンポイント
ファミリーファンド方式で運用される投資信託の場合、私たち一般の投資家が商品として認識して投資するのはベビーファンドです。そのため直接マザーファンドに触れる機会はありませんが、目論見書などには必ずマザーファンドのことが記載されていて、私たちが投資する投資信託がどういったマザーファンドを使っているかがわかります。マザーファンドはベビーファンドのいわば運用請負人みたいなものです。
SMBC日興証券HPより
つまり、「RMA国内債券」というおおきなファンドにお金を預けて、投資をしてもらっているということですね。
ふむふむ。説明を読めば、なんとかわかる!
NOMURA-BPI総合とは?
次は、NOMURA-BPI総合です。
検索をすると
NOMURA-BPI(Bond Performance Index:ボンド・パフォーマンス・インデックス)シリーズ。
野村證券金融工学研究センターの提供する日本債権インデックス。多くの投資信託のベンチマークとして利用されており、日本ではメジャーな日本債券インデックス。
日本で発行されている公募の確定利付き円建債を対象としており、日本の債券市場全体の動きを把握できる。My INDEX HPより
なるほど、日本の債券全体の動きを把握できる指標ということですね。
かなりメジャーな指標のようです。世の中知らないことがたくさんありますね。
つまり、Smart-i 国内債券インデックスは、
「NOMURA-BPIという日本国内の債券の動きを表す指標に連動するように設計された投資信託」ということですね。
まとめ
投資信託の勉強のために、昨日購入した投資信託の内容を確認しました。
私が購入した「Smart-i 国内債券インデックス」は、
投資対象:国内債券
投資地域:日本
連動する指標:NOMURA-BPI
というものでした。
投資信託は初心者向けというイメージが強かったのですが、調べてみるとそんなことはありません。
用語も聞きなれないものだし、経済のことも知らないと投資ではなくギャンブルになってしまいそうです。
やはり、投資をするからには、勉強をしないといけないということですね。
でも、100円でこれだけ勉強ができたら安いかもしれません。
編集後記
近畿地方がやっと梅雨入りしましたね。
過ごしにく季節ですが、植木に水やりをしなくてすむのは助かります。