新紙幣と株価の関係は?

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紙幣のデザインが新しくなるそうですね。発表された今日は、関連する銘柄の株価が上昇しました。株価って社会の動きに連動していて面白いなと思います。

紙幣刷新

2019年4月9日、紙幣のデザインを新しくすることを発表されました。

1万円札には渋沢栄一、5千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎が肖像画となるそうです。

新元号に「令和」の発表に続いて、新しい気持ちになりますね。

改元されるから紙幣のデザインも新しくなるのかな?と一瞬思ったのですが、偽造防止が目的で過去から概ね20年ぐらいで、刷新されているそうですね。

紙幣関連銘柄

さて、この発表により株価が上昇する会社があります。

紙幣識別機、ATM、自動販売機などを作っている会社です。

紙幣が新しくなる⇒ATMや自動販売機の更新が必要となる⇒買い替え需要が生まれる⇒業績が上向く

という構図ですね。

代表的なところでは、 日本金銭機械(現金識別機)、グローリー(現金処理機器)、高見沢サイバネティックス(券売機大手)、ムサシ(金融システム)などがあげられます。

これらの銘柄は、
日本金銭機械が、前日終値より97円(8.57%)高い1229円、グローリーが211円(7.87%)高い2,893円、高見沢サイバネティックスが300円(27・85%)高い1377円、紙幣識別機大手の日本金銭機械が143円(12・63%)高い1275円、金融システムのムサシが227円(10・04%)高い2487円と、関連銘柄が軒並み急上昇しています。

昨日、いやせめて、新元号発表の時に、これらの銘柄を買っておけば…

20年後は?

紙幣の刷新は概ね20年だとすれば、20年ごとにこれらの株価を買っておけば、儲かるのではないか?とふと思いました。

前回の紙幣刷新が2004年、その発表は2002年8月だったそうです。その時の株価を調べれば、裏がとれるかも?と調べてみました。

しかし、10年前くらいまでの株価の推移は簡単に情報がとれるのですが、それ以上前となるとなかなかデータがなく調べきれませんでした。ごめんなさい。

じゃあ、次の刷新のタイミングを待つか?ですが、正直、微妙かなと思っています。

20年後となるとキャッシュレス化が進むだろうと予想されるからです。

でも、これらの銘柄の中には優良企業もあるので、ちょっと注意してみてみようと思っています。

編集後記

今日も、引き続き神戸でした。

今日は、次男がお風呂に入りたくないと大泣きしました。15分くらい説得してみたのですが、効果がなくあきらめることにしました。人間ってややこしい!けど、面白い!